少額短期保険(賃貸の火災保険)
賃貸借契約時に加入する借家人賠償保険であり、契約期間中は加入継続を条件とする事が多い。火災による賠償に加え、風災や水害等の天災、家財及び通貨の盗難等も保障対象となる。
各保険会社により、保証額と保険料に違いがあるが、通常は貸室の面積の広さ、入居人数の違いなどにより区分される場合が多い。通常の保険期間は2年間、保険料は、契約時の一括支払いとなる。
団体信用生命保険(住宅ローン)
通称「団信」と呼ばれる住宅ローン借入の必須条件となる生命保険。一般的な住宅ローン借入では、借入者が死亡又は高度障害となる事で返済が不能又は困難となった場合に保険金でローン残債務を返済する仕組みとなっており、保険料は、融資を行う金融機関が負担する。
加入申込書は、健康状態の告知書を兼ねており、その記載内容によっては、加入できない場合もある。また、その記載内容が虚偽であった事が後に判明した場合には、保険金の支払いが拒否される事もある。
健康状態の問題で通常の保険に加入できない場合は、その許容範囲を広げたワイド団信、そのワイド団信でも無理な場合は、法定相続人を連帯保証人とする事で保険不加入で融資実行を行うケースもある。また、融資金利を加算する事により別途の疾病特約を付加する事もできる。